RUNだむ日記+plus!

還暦過ぎて腰も痛いので、よろよろ走ってます! RUNだむ日記【Returns!】もあります。

あと10日。別海パイロットマラソン

前回の記事からまた1ヶ月経ってしまった。

せめて月一くらいはアップしないとなーとは思っているので、今日はあと10日に迫った別海パイロットマラソンのことを書くことにする。

 

別海パイロットマラソンは、はっきり言うと地元や周辺地域以外のランナーは参加しにくい大会である(個人の感想です)。いまひとつ交通の便が悪いのだ。札幌から行くには釧路までの都市間バスまたはJR+有料シャトルバスなど、あるいは飛行機で中標津空港か釧路空港+路線バスなど、あるいはマイカーかレンタカーとなる(が400km以上ある)。当日帰りなのか後泊するかにもよるが、バスは本数が少なく時間の融通があまりきかないので、いろいろスケジュールの制約があるのだ。道外からの参加にしても同様である。もっとも都市マラソンでない限りは、どこの地方大会も似たようなものかもしれないけれど。

 

しかし別海パイロットマラソンは、参加者には地元特産の乳製品詰合せ、完走者には別海町産鮭丸ごと1尾(箱入)、オリジナル特大バスタオルなど豪華な景品がある。ゴール後はスポーツドリンク・牛乳・秋味鍋・豚汁の無料提供もあるし、前日の開会式では抽選によるプレゼントもある。これで参加費5,000円なので、とても魅力的な大会ではあるのだが。

 

2013年に初参加してから今年でもう4年目になる。過去3回の結果については、ここに誇らしげに記すほどの数字はなにもない。が、今年はどんな走りを目指すのかと考えたときに、反省を含めて振り返るのもいいかもしれないので、JOG NOTEの記録を調べてみた。

 

制限時間5時間20分なので過去3回とも完走はしている。

初参加の2013年は4時間35分。ゴールの1キロちょっと前で、名前を呼ばれ振り返った瞬間に足を攣っている。沿道で応援をしてくれていた女性が名簿を見ながらゼッケンで名前を確認していたと思われるが、僕としては誰か知り合いに呼ばれたかと思い不自然に体をねじって振り返った結果だ。倒れた僕を近くの方たちが介抱してくれた思い出がある。しかし足が攣らなければ、たぶん4時間20分くらいでゴールしていたのではと思う(ホントか?)。

 

2014年は5時間6分だがまた足を攣った。2015年は足を攣らなかったのに5時間5分。まあ要するに、結果の出ていない大会なのである。

 

別海のコースはフラットなのでいいタイムが出るよ、と誰かに聞いたのが初参加のきっかけだったのに、残念ながらいいタイムを出したことのない大会なのだ。この大会に限らず、年齢を重ねるにしたがい膝や腰や股関節などあちこち痛みの連鎖があり、なかなか「普通」に走ることさえ難しいのだが、今年の別海はすこしだけ「普通」に近い状態だ。もちろん50代の全盛期(?)にはほど遠いが、昨年や一昨年よりは走れるような気はする。別海ベストが出るとすごくうれしいけれど、そこまでいける自信はない。しかし楽しんで完走したいとは思う。

 

移動手段はいろいろ悩んだが、今年は初めて自分の車で往復することにした。月曜日は仕事を休むことにしたので、ゴール後は士幌まで移動し温泉泊にした。ぜひとも気持ちよく走って、ゆっくりと温泉に浸かりたいものである。

 

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昨年の様子(スタート前)

 

 

 

 

 

 

K・A・R・E・I・な臭い

ここのところ毎日蒸し暑く、窓から風を通したり、扇風機や団扇をパタパタしている我家である。気温そのものはそうでもないが、とにかく湿度が高い日々がつづいている。

 

そんな中、昨日も午前中に21km走ってきた。帰宅直後は滝汗だ。ウェアを脱ぐと、家人が鼻を曲げて悲鳴をあげた。「今までで一番臭い!」

 なにごとも一番が良い   わけではない。

ランニング時の汗に関しては、とくにここ一、二年は走りながら自分でも臭いに気づく(!)ことがあるくらいだから、家人はともかく(?)他人に与える悪臭はいかばかりかと、時と場合によってはたいへん恐縮する。だから信号待ちでも人とはできるだけ離れ、アイスの購入などコンビニでも小さくなって(何の意味がある?)いる。

 

僕の汗かきは更年期以降、還暦を過ぎてますますパワーアップしているようだ。

ネットでそのへんの事柄を検索してみると、いろいろと原因や対策などの記事はあるが、つまるところ決定的な予防法などなさそうだ。要は加齢によるものだから、ある程度は仕方がないではないか。 と開き直る。

 

食事で改善なんてのもあるが、酒・たばこ・コーヒーなどをやらなくても臭くなる人はいるし、揚物や肉は食べ過ぎないようにとか、野菜を多く摂ると良いといっても、それでしっかり改善されたとは聞いたことがない。そもそも食事内容を極端にあれこれ制限するというのは僕の生き方に反する。 と開き直る。

 

ストレスや疲れは貯めこまないとか、シャワーじゃなく風呂に浸かって汗腺を開くようにとか、消臭成分を含む石鹸を使用するとかも聞くが、効果のほどはどうなのだろう。 と開き直る。

 

調べていて分かったことがある。

古いウェアは臭いが染み込んでしまっていること。とくにドライ系のウェアは、毛細管現象を利用して汗をすぐに吸いあげ、水分を飛ばすように設計されているので、繊維の中に汗の内容物が残りやすいのである。なので、洗濯時には酸素系のワイドハイターなどを使うと良いらしい。

 

しかし、家人に聞いてみるとそれはちゃんと使っていると言っていた。つまり、やはり、僕の汗の臭いはただ単に加齢によるものなのだろう。とくに走ったあとの汗の臭いは最悪だ。

 

ところが。

今日、仕事から帰宅して家人に至近距離で汗の臭いをくんくんと嗅いでもらうと、臭くないというではないか。ちなみに家人は戌年(いぬどし)生まれである。夕方の湿度は90%を超えていた。じとじとっと汗びっしょりだったにも関わらずだ。つまり、ふだんの汗はさほど臭くはないらしいのだ。

 

運動時の汗の臭いがクサイのである。(だから救われるということではないが)

そのことを自覚して生きていこうと、つよく思う今日この頃なのであった。

 

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2016 hakodate

7月のこと

まったく毎日があっという間に過ぎてゆく。

気がついたらもう月末だ。はてなブログからも「元気か? 生きてるなら、そろそろ次の記事を投稿しろや、ボケ!」とメールがくる始末である。書くネタがないなら、近況でもいいからこの1ヶ月のことでも書いとけと。言われてみれば、たしかに前回の投稿が6月30日だ。

 

というわけで、2016年7月を振り返ったときの備忘録みたいなものを書いておく。ツイッターiPhoneの写真でさかのぼるような作業だし、おもに自分用メモにしか過ぎない。

 

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 ▲幌見峠ラベンダー畑

 

7月1日/RUNだむ日記【Returns!】に2005年1月の日記を投稿。

 

7月2日/手稲の母のところの帰りに、紅麹屋で夕食。酢辣タンメン辛度4だけど辛みをすこし減らしてもらう。

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RUNだむ日記【Returns!】に2005年1月の日記を投稿。

 

7月3日/ファイターズ、アウエーでホークスに3タテをくらわす。

 

7月5日/RUNだむ日記【Returns!】に2005年1月の日記を投稿。

 

7月6日/函館マラソン以来のラン。帰宅ランでの9kmだけど。

 

7月8日/仕事が早く終わったし、ビール半額デーだったので札幌ドーム、ファイターズvsマリーンズ戦。12-3で大勝。

 

7月10日/町内会のイベントでアサヒビール園。ビンゴ大会で僕が3等賞、家人が5等賞。中味は二人合わせて4千円の商品券。

 

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7月14日/帰宅ラン。腰が痛いのでショートコースを走って6km。

 

7月18日/21kmランだけど、さいごは4kmの歩き。こんなに歩いたのは記憶にない。ガリガリ君とコーラでも復活できなかった。

それでも夜には札幌ドームでファイターズ観戦。3-1で勝利。

 

7月20日/札幌ドームでコンサドーレ観戦。松本山雅に1-0勝利。首位を堅持。

 

7月23日/幌見峠ラベンダーラン。峠を目指すから、とうぜん坂がきつい。たまゆらで汗を流した後は札幌駅アピア・エビスバーで飲み放題。酔っぱらって帰宅すると家の鍵がないことに気づく。

 

7月25日/札幌ドームでコンサドーレ観戦。ラモス監督が解任されたばかりのFC岐阜に5-0で大勝。

 

7月26日/帰宅ランで9km。ノーアルコールデーを達成。

 

7月27日/北海道新聞「朝の食卓」に家人のコラム(横断歩道)掲載。

 

7月28日/アマゾンで購入した「文藝春秋・ベストセレクション」が届く。

 

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7月29日/札幌ドーム、ファイターズvsホークス観戦。3連戦の初戦はとりたかったが、4-6で敗戦。ドームにジャンパーを忘れて帰宅した。

 

7月30日/10km走る。忘れ物のジャンパーの件でドームに電話すると、数時間後に、ありましたと連絡があり受け取りにいく。夕食はうなぎ。

 

7月31日/21km走ったが、暑くて蒸してて最後は歩きも。熱中症になりそうだった。今夜は松尾ジンギスカンコンサドーレレノファ山口に2−1で勝利。今週も首位を堅持し、さらに2位以下に差をつけた。めでたい。

 

こうやって書いてると、たしょう走ってもいるけど、近いとはいえ、やけに札幌ドームに通ってる。

 

さて。8月は暑くなるのかな?

函館マラソンのこと・2

ゴールするとスタッフの方が北海道新幹線グリーンのスポーツタオルを肩にかけてくれる。ゴールしたことを家人に電話で伝えると「完走したんだ!」と喜んでくれた。記録証はその場ですぐに発行される。正式には5時間10分37秒、ネットタイムは5時間7分13秒。全体の2601位、部門で300位。たしか3500人くらいが参加したと聞いているので、後ろにはまだまだたくさん、関門不通過や積極的リタイアした方もいるはずだ。女性スタッフに写真を撮ってくれませんかと頼むと気持ちよく引きうけてくれた。昨日アップした記事のゴール後の写真はそのうちの一枚だ。競技場には、ぎりぎりで最終関門をくぐり抜けたランナーがぞくぞくと帰ってくる。ぼろぼろに疲れた兵士たちはホームに帰ってきたのだ。僕は手を叩きながらその健闘をたたえつつ、預けていた荷物を受けとり、そのまま歩いてホテルにもどったのだった。
 
家人は、義父が生前タウン誌を編集していた頃のスタッフお二人と話していた。Iさんは先日大腸がんの抗がん剤治療を施したばかりで、以前お会いしたときよりもすっきりとお痩せになっていた。なにしろ僕が5時間もかけてマラソンを走ったので、前後の時間を合わせると7時間ほどの時間があったのだ。ほかにも函館の友人たちもホテルを訪ねてきてくれたので、退屈はしなかったもようだ。
 
トイレの個室で着替えて汗を拭き、昼食抜きでまっすぐ大沼へ向かうことにした。
今夜の宿は、函館大沼プリンスホテルだ。案内されて4階のスーペリアツイン・マウンテンサイド客室に入ると、昨年リニューアルしたばかりという室内設備もさることながら、大きな窓からの雄大な景色にワクワクした。
眼下には池があり鯉が優雅に泳いでいるのが見える。正面は駒ヶ岳の勇壮な稜線がくっきりと……と言いたいところだが、着いたときには半分雲がかかっていた。しかし明朝には美しい姿を見せてくれることになる。
すぐに温泉へ向かう。ここからも駒ヶ岳は正面に望める。5時間超のマラソンと風雨に疲れたカラダをゆっくりと温泉で癒した。
そういえば風呂場を出るとき、部屋から履いてきたちょっといい感じのタオル地スリッパがなくなっていた。普通の客室スリッパと今回泊まった少しVIPな客室ではスリッパも違うのだった。ちゃんと番号付きのクリップで留めるスタイルの下駄箱だったのだが。せっかくの気持いいスリッパだったので、部屋に戻ってからフロントにわけを話して新しいのを用意してもらった。
 

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(部屋にはコーヒーマシンも)
 
夕食をつけると本格的なディナーになってしまい、いきなり高くなるから朝食付きプランにしてある。このへんが貧乏くさい。夕食はひさしぶりに「ケルン」でハンバーグを食べようと電話してみたが、1時間待ちと言われ断念した。予約は受けないのだ。じゃあ、たまに「ラッキーピエロ」でも、ということになり行ってみた。しかしここも混んでいる。つまり函館マラソン組も含め、函館競馬もあるし新幹線で道南観光組もいるだろうし、周辺飲食店はいつもよりさらに混んでいるというわけだ。しかたがないので、列に並びハンバーグなどを食べたが、ケルンのハンバーグを想定していた脳内は混乱し、ラッピの甘めの味では納得できないようだった。やはりケルンで1時間待てばよかったか。
 
ホテルにもどり、7時からは北海道コンサドーレ札幌vsザスパクサツ群馬のアウェー戦を持ち込んだPCでネット観戦した。1-0の勝利だったが缶ビール2本がひときわ旨かったのは言うまでもない。
 
翌日は朝風呂の露天に入った。うれしいことに駒ヶ岳はすっきりと姿を見せてくれた。するどい剣が峰から柔らかなな稜線まで、あますことなく初夏の艶姿を堪能した。細長い露天風呂の縁からは沼の水面が間近で、たくさんの鯉が泳いでいる。試しに湯を滴してみると、餌と勘違いした鯉が集まってきて口をパクパクする。ごめん。エサじゃない、ウソだよーんなどと言っていると、いずれ僕が鯉の餌にされかねない。やめとこう。
 

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駒ヶ岳くっきり&池のお掃除)
 
朝食ブッフェはパン食にした。敷地内にパン工房があるのでおいしいパンが食べられる。種類もたくさんある。山川牧場の牛乳は濃くておいしかった。
チェックアウトは12時なので部屋でゆっくりと過ごした。駐車場は家人が杖をついていたので、ホテルの方が至近にある場所を提供してくれていた。パン工房に寄ってみたが残念ながら商品は少なかった。先に出発した客がたくさん買っていったのだろう。
昨日とはうってかわり気持ちのよい空だ。そして往路と同じく、途中途中、休み休みしながら札幌へと向かったのだった。
 
帰宅する前に夕食を「和楽」ですませた。「函館で食べず札幌で寿司を食べるの巻」で、今回の旅はおしまいおしまい。
 
◎ところで。函館マラソンでコースをズルした部門優勝ランナーが記録削除されましたね。道新の記事。

 

函館マラソンのこと・1

先日、といっても二週間以上前だが、函館マラソン関連の記事を書いた。書いたからには、それについての結果も書いたほうがいいか。

 

というわけで、26日の日曜日に函館を走ってきた。いろいろとあって、あまり練習ができないまま本番を迎えるので、良い記録は無理だ。完走だってどうだか怪しいと思っていたが、なんとか完走だけはした。5時間10分もかかったけど。

 

完走記を書く気はないので、あらましだけ。北海道民なら、その日は道南に限らずほぼ悪天候だったことは承知していると思う。数日前からの予報は傘や雨マークが連日しるされていた。昔のひとも言っている。天気予報は良い予報ははずれ、悪い予報は当たるものだ。

 

土曜日は午前6時に札幌を出発した。激しく降る雨と強風を含む、不安定なことこのうえない一日で、雨が上がる時間帯もあったが、おおむねひどい空だった。

道路には樹木の枝が折れ飛び重なっていたし、なにかヘンなものが飛んできてもおかしくはなかった。じっさい、八雲あたりでは対向車線でカモメが車にはねられ死んでいたし、僕の車にも風で飛翔不安定になったカモメが当たりそうになった。

 

家人の脚は立っているにしろ、歩いているにしろ、座っているにしろ同じ姿勢を続けていると病んでくるので、何度も休憩をしながら昼前に函館へ着いた。

 

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はじめに五稜郭の代志川(よしかわ)で昼食をとった。僕はカニクリームコロッケランチ、家人はひとくちハンバーグ。

 

つぎは墓参り。函館山の麓、外人墓地の近くにある墓地は海を見下ろす絶景のロケーションだ。風雨のせいか函館湾には見たこともないくらい船が停泊していた。ちょうど雨があがっていたので写真も撮れた。墓参り時はいつも晴れる。雨だったのは義母の納骨時だけである。入りたくなかったようだ。

 

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友人夫婦が良い席をキープしてくれたので、函館競馬場へ向かい合流した。ひさしぶりに会ったが相変わらず仲の良い夫婦だ。10、11レースの馬券を買い、メインの大沼ステークスを的中。すこしプラスで競馬場をあとにする。

 

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5時すぎにホテルへチェックイン。風呂に入ったあと、徒歩で千代台陸上競技場へ行き受付を済ませる。その足で夕食の「鯉之助」へ。ここのうなぎは蒸してから炭火で丁寧に焼くので、ひときわふんわりと柔らかく口に含むと身がとろけるように美味い。超大奮発で、上うな重、ビール付き。明日のフルマラソン42.195kmのスタミナをつけた。完走間違いなしだ。

 

翌朝はバイキングの和食にした。イカ刺しが美味い。たっぷりと食べて会場に向かう。家人は膝・脚の状態が良くないので、沿道での応援はしないことになっている。

ひとりで会場の千代台陸上競技場まで歩き、Fラン(走友会)の集合場所を探したが見つからなかった。サブトラックの横と聞いていたが、それがどこをさすのか分からなかった。スタートまで時間がないし、しかたがないので所定の場所に荷物を預けて、整列地点に並んだ。

 

スタートロスは3分。昨年まではハーフの大会だったので、フルとハーフを同時にスタートするスタイルは初めてなワケだから、参加人数のわりに、ロスタイムがすこし多かったかもしれない。

 大会そのものは、予定どおり不安定な天候に支配され、穏やかになる時間帯もあったが、激しい風雨にさらされた。

 

途中、知らん顔をして追い越したY氏を咎め、厳重注意をしたり、赤いバンダナとグリーンTシャツの派手なN町の朝ラン部部長Kさんを見かけたりした。どうやら東京のSママともすれ違っていたようだ。Nさんは沿道で僕を応援をしてくれるついでに、夫Y氏の応援もしていた。

 

個人的にはアップダウンのきついコースだと感じる。高低差は序盤の8キロから17キロくらいがきついが、もっと苦しいのは30キロの跨線橋からともえ大橋の往復だ。とくに復路の大橋は多くのランナーが歩いていた。見知らぬランナーと「きっついですねー」と話し、「ここはエスカレーターが必要だろ」と励ましあった。

 

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沿道の応援はほかの大会に比べても多いと思う。この悪天候でさえ感じるのだから。終盤にはふくらはぎが何度も吊りそうになったが耐えた。正確には関門閉鎖時間はまったく知らないのだが、たぶん大丈夫だろうと思いながら走った。ぎりぎりでも完走できそうな気はしていた。じっさい5時間10分(ネットで7分)でゴールすることはできたのだった。

人生の暇つぶしだが、豊かな時間でもある。

さて。あと10日あまりで函館マラソン(6/26)である。 

なんと今年はじめてのレースだ。

 

昨年8月に整形外科で腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)と診断され、ほとんど走れないまま北海道マラソンに参加し、あえなく12km余でリタイア。その後も満足とはほど遠い走りがつづき、10月の別海パイロットマラソンは5時間超のフィニッシュ。

そして来季こそはと、冬は無理せずじっくりほどほどに走り込もうと目論んだのだが、2月に家人の冬道転倒による複雑骨折事件がおきてしまう。それに関するエントリーにも書いたが、本人にとってあまりにも残酷で痛恨の事故であり、僕自身の食欲や走欲もなくす出来事だった。くわえて仕事の繁忙期、腰痛、帯状疱疹罹患ときては走れるわけがない。

 

けっきょく2月から4月のランは各1日、距離は合計でもたった40km余だったが、ゴールデンウィークを過ぎてからランを再開し、週に土日を含め少なくとも3日は走るようになった。腰の不安を抱えているので、そろりそろりの短い距離からはじめたが、ようやく日曜日には30km超のLSDができるまで復活した。

 

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(6月12日島松駅逓所往復LSD国道36号線/大曲)

 

自慢できる話じゃないけれど、走歴十数年だがひ弱なランナーである僕は、腰やひざ、すね、かかとなどを何度も痛めてきた。そのたびに針や整体などの治療を施したり、自らネットで情報を集めたり、安静を課したりしてきたのである。そしてそのあいまに頑張って、ほんのちょっとだけは自己ベストを更新してきた。誰かと比べるのではなく、当人比でささやかな成長を愉しんできたわけだ。それでも密かに人と競ったことがないわけではないが。

 

走り始めた頃から「ちゃんとしたトレーニングとケア」をきちんとしていたら、こんな僕でももう少しいい記録を残せたかもしれないが、そうだとしてもその記録は誰かと比べるとやはり見劣りがするに違いない。当たり前だ、オリンピック選手ではないんだし、せいぜい同レベルのランナーと比べての優劣にしか過ぎない。それでも人と競うことはよりレベルの高い成長を促すことだから、向上心がむくむくしているときは頑張った方がよいと思う。自分の限界に挑戦するとか、新しい自分を発見するためとかなんでもよい。もしかしたら誰かのためでもいいかもしれない。

 

僕はそういうものはもうない。もともと運動能力は低いし足も速くなかった。たしょう持久力があった程度だ。年齢でいえば同じ世代でもまだ記録を伸ばしている人はいるし、70代でも頑張っている人はいる。でも、いま自分自身のカラダの声を聞くと、あまり頑張りたくないと言っているのだ。仕方がない。正直になろう。たぶんここ一、二年(つまりは結果的に還暦後、だな)で気持が萎えてきたんだと思う。これは個人差というヤツだから無理することはない。

 

走ることが嫌になったわけではないし、むしろその逆。走ることは僕にとって欠かせない人生の暇つぶし、というと誰かに怒られそうだが、贅沢で豊かな時間の過ごし方でもあるのだ。つまりもっと愉しむためにも、ゆっくりめに走りつづけたいと思う。

 

というわけで、2016函館マラソン。自己ベストとかサブフォーとか、なにかしらの目標など何もないからね、ただゆっくりと愉しんで走るだけだもん、ということは上に書いた。昨日13日には事務局からナンバーカードや参加記念品等引換証などが届いた。いよいよだ。頑張らないとは書いたけれど、やっぱり大会当日になると、そのときに頑張れる範囲で頑張ってしまうんだよね。

 

公式サイトを覗いてみると、エイドは充実しているもようだが、残念ながら遅いランナーには恩恵は少なそうだ。「函館マラソン準備状況」というコンテンツ(まとめ)は読み応えがあって面白かった。いっきに読みたいという奇特な方はどうぞとのこと。

 

25日は早めに出発し墓参りの予定だ。マラソン当日は家人の応援はなし。また怪我をされてはたまらない。月曜日は休みをとる予定なので、走った後は大沼公園に移動することになっている。夏休み前の初夏の休日を楽しんでこよう。

太宰府天満宮のスタバと10宅論

今朝(2016.5.21)の「サワコの朝」のゲストは建築家の隈研吾さん。2020年・東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場のデザインをした。最初のコンペでザハ案に決定したものの工期・費用等いろいろと問題が起きて再コンペになったあの新国立競技場の設計である。「木と緑のスタジアム」をコンセプトにした案であり、聖火台を設置する場所がないというニュースも流れたりした。

www.mbs.jp

その番組の中で太宰府天満宮のスタバが紹介されたのだが、ここは一昨年、還暦旅行でカミさんと九州旅行をした際に二度も立ち寄った店だった。二人で「あーっあそこだ!」とテレビの前で叫んでいた。木材による伝統と現代の融合がなされた設計のスタバなのである。このデザインも隈研吾なのだ。もちろん当時はそんなことは知らない。とうぜん彼とは面識はないのだけど、1954年生まれの僕と同い年。この場所でカミさんを撮った写真もあったので、思わずライブラリを探してしまった。

www.starbucks.co.jp

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さらに奇遇はあるもので、不要になった文庫・雑誌等を今日処分しようと、数週間前にデパートの買物袋に詰めていた本の一番上に、なんと彼の著した本があったのだ。それがこの「10宅論」。「じったくろん」ではなく「じゅうたくろん」である。もちろん捨てるのはやめてもう一度読むことにした。すんでのところ、一命をとりとめたのであった(?)。恐るべし隈研吾

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