RUNだむ日記+plus!

還暦過ぎて腰も痛いので、よろよろ走ってます! RUNだむ日記【Returns!】もあります。

トホホな一日。

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この手の二段の弁当箱はだいたいそうだと思うが、僕のものも下の箱にごはんを入れ、その上にフタ付きのひとまわり小さい箱におかずをのせ、さらにフタをかぶせるというものだ。写真もちゃんとそうなっている。だがここに至るまでの僕の苦労は誰も知らない。どうもダメな日は何をやってもダメで、勘違い、失敗、物忘れなどが重なり、今日はそれがとくに朝に集中した。
 
カミさんが不幸な骨折(幸福な骨折なんてないが)をして、二ヶ月になろうとしている。昨年夏の左ひざ半月板の手術・入院・リハビリを経てようやくほぼ完治が目の前まで見えていたのに、2月に横断歩道で転倒し同じ左足大腿骨などの複雑骨折をしてしまったのだ。先月末にH病院をいったん退院したが、今月4日から移転新規開院したSクリニックで再検査をうけた結果、初入院患者として集中リハビリをおこなっているのである。
 
前回もそうだったが、一人暮らしの生活はそんなにたいへんではない。もちろん掃除など至らぬところは多々あるが、その他の家事はさほど苦ではない。むしろ食事のしたくなどけっこう楽しむ余裕もあった。が、そうはいってもさすがに飽きてきて、夕飯を作ることはやや少なくなっている。
しかし昼の弁当は相変わらずけっこう作っている。週に3日くらいは作っている。ただ、毎度似たようなもので、ウィンナをタコにするわけでなし、キャラ弁でもない(当たり前だ)し、カラフルとはほど遠い色合いだ。
 
右はさんまの蒲焼き(缶詰)で下にキャベツ煮。真ん中は人参のごま油炒め。左は冷凍食品のカボチャフライとミニコロッケで下に野菜サラダを敷いている。朝からキャベツや人参を刻み、電子レンジやフライパンで調理し弁当箱に詰めたのである。おかずは多めだったはずだが余裕で収まった。つぎにごはんを詰めようとすると、おかず用の小さめの箱しかない。またやってしまった。ごはん用の大きい箱におかずを入れてしまったのだ。これ、前もやってしまったことがある。しかたない。入れ替えることにした。おかずを入れてしまった箱は油まみれなので洗わねばならない。しかも蒲焼きの汁がシャツに飛んでしまったではないか。洗濯機をまわすヒマはない。とりあえず洗面器で予備洗いをし浸けておき、帰宅してから処理することとした。ただでさえ時間のない朝になにをやっとるんだ。
 
一人暮らし中の僕の朝メシはほとんどパンである。トーストが多いがサンドもたまには作る。だいたいは紅茶を飲みながら食べる。今朝も弁当のおかずを作りながら、ほどよいタイミングで紅茶を入れた。できる男は時間をうまく使わねばね。
バターとジャムを冷蔵庫から出して準備する。さてパンを焼くか。
 
あっ! ……パンがないではないか。先週もやったのに、またやってしまった。
しかたがない。ごはんにする。
さいわい、弁当のおかずを小さいほうに入れ替えたので少し余っている。これをおかずにできる。明太子のり(江戸むらさきみたいなの)もあったし。味噌汁かお茶をいれようと思ったが、せっかく入れた紅茶があるので、むりやり紅茶でご飯を食べた。ちょっと微妙だったがそれなりに美味しく朝ごはんをいただいたのであった。
 
新聞の天気予報は午後遅くから傘マークだった気がしたので、家を出る際にあわてて長い傘を持った。しかし、出勤途中ほとんど誰も長い傘など持っていない。おそらく折りたたみ傘はバッグに入っているかもしれないが。しかも僕は会社にいつも予備の傘を置いているのである。思考能力ゼロだ。
 
朝はそんなことがあったが、お昼の弁当は無事にすませた。
とはいえ、後からよくよく考えると別にごはんはその小さめの箱に入れても良かった気がする。たしょう炭水化物が少なくても何のモンダイもないじゃないか。なんだったのだろう、朝のドタバタは。
 
午後は経理と総務の仕事で銀行とデパートに行った。出かける前には、用事が済んだらたまにコーヒーでも飲むかと思っていたのに、すっかり忘れてまっすぐ会社に帰ってしまった。
 
僕が帰宅する時間帯に雨はけっきょく降らなかった。長い傘は無駄になったのである。
もう今日という日はなかったことにしたい。
が、あまりに情けないので日記に書き留めるのであった。