RUNだむ日記+plus!

還暦過ぎて腰も痛いので、よろよろ走ってます! RUNだむ日記【Returns!】もあります。

疲れたカラダとココロに休息を。

49日、「元祖!くりやま老舗祭りに走っていく会2016」に参加し、浴びるように日本酒を飲んだ。このランイベントに僕はまさに第1回から参加している。しかし今年は家人が2月に雪道で滑って転び、複雑骨折で長期入院を余儀なくされたことにより、僕自身も気持的にダメージを受けてしまった。走る意欲が萎えてしまい、ふつうは月に100kmから150kmあるいは200km程度の距離を走るのだが、まったくと言っていいほど走れずに二カ月が過ぎていた。

 

週に1、2回走っていれば20数キロのイベントランはとくにどうということはない。ゆっくりと走るのだし。楽しく会話しながらのランは、距離を短く感じさせてもくれる。

だがこの二カ月ほとんど走ってないのだから、長距離を走る足はできていなかった。長沼スタートの14kmコースにすれば良かったのに、つい例年どおりの北広島スタートにしたため、その前に12kmを走らねばならない。合計26kmだ。けっきょく、まともな走りは前半だけで、後半はほかの方を待たせること数回におよび、たいへんな迷惑をかけてしまったのだ。恐縮しきりなのである。それでも風呂に入り、老舗祭りでは酒を飲み、みんなと楽しい一日を過ごすことはできた。

 

本題はここからである。

このランで翌日から腰痛がのこった。まあよくあることなので、ストレッチで少しずつ回復させていこうと思っていたがうまくいかない。数日後からは湿布を貼った。でも芳しくない。触ってみると右腰あたりがぱんぱんに張っている。しかも湿布に負けたのか、数カ所かぶれているようだ。しかたないので今度は患部をひと晩、冷やしてみた。それでも痛みは去らない。湿布もダメで冷やしてもダメなら、やはり無理せずにストレッチでゆっくりと癒すしかないか。

ところが、数日やってもぜんぜん良くならない。痛みは減るどころか日に日に増していった。

 

昨日の夜だった。

何日たっても良くならない腰を掌でさすっていてふと気づいた。この、ぶつぶつした患部は湿布でかぶれたのではなく発疹ではないのか? 皮膚病の発疹じゃないだろうか。だとすると、これはもしかしてよく耳にする帯状疱疹なのではないか? たまたま右腰に出て腰痛と勘違いしてしまったのでは? 家人にも確かめると同意した。

インターネットでも調べてみると、やはりかなり怪しい。ほぼ確定のような気がする。

 

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そこで今朝は皮膚科に直行したわけである。

受付のお姉さんに提出を求められ、保険証を忘れたことに気づき、とりに帰るという失態はあったが、無事に診察を受けることができた。

ズボンをおろし美尻な半ケツを医者に見せるなり「あー、典型的な帯状疱疹だね」という診断であった。こどもの頃に水ぼうそうを患い、潜伏したウィルスが年月を経て、過労・ストレスや老化などを引金に発症するようだ。運動とアルコールはだめ、栄養をとってカラダとココロを休めることと指導され、飲み薬と塗り薬を処方してもらったのである。

 

家人の手術・入院にともない僕のソフトなココロも痛み、毎日の家事があり、春なので本業の仕事も忙しかった。さらに総務・経理の実務なども加わり、自覚している以上にカラダも疲れ、さらにストレスもピークに達していたのだろう。

 

……などと、酒は飲めないのでお茶をすすりながらブログをアップするのだった。