RUNだむ日記+plus!

還暦過ぎて腰も痛いので、よろよろ走ってます! RUNだむ日記【Returns!】もあります。

旅のラン 黒松内

ぼくの場合、仕事での旅つまり出張は、ここ数年ほぼ北海道内に限られる。全道まんべんなく、あちこちに出かけるわけだが、ぼくは一応「市民ランナー」のはしくれなので、時間と事情さえ許せば、その土地で走ることが多い。おおむね宿泊した翌日の早朝に走ることになる。

 

今回の出張は黒松内だった。札幌から列車で行くのはけっこう不便な町だ。車で行ったほうが便利なのだが、同行者が二人いてなんとなく列車でとなった。ただし長万部からは列車の接続が悪く、バスで乗りつぐことになる。このバスは行きも帰りも午前と午後の一日2本のみ。そのためやけに時間に余裕のある出張になった。

 

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水曜日の7時台の特急に乗り、目的地には10時過ぎに着いた。集中的に仕事をこなし、終了したのは5時ころ。宿泊は「歌才自然の家」だ。

夕飯は黒松内牛メンチカツ定食生ビール付。

 

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7時からは、ルヴァンカップ北海道コンサドーレ札幌VSセレッソ大阪戦があったので、売店で買った黒松内焼酎「橅(ぶな)しずく」のお湯割を飲みながらネット観戦した。しかし、すでに札幌ドームでは0-2で負けているので、勝ち進むためには3点以上とらねばならない。もちろん勝ってくれればうれしいが、正直なところ難しいと思っていたら、やはり負けてしまった。タイのメッシことチャナティップがまずまずの動きだったのは、今後のリーグ戦を考えると明るい材料かなと思う。

 

ふだんは10時ころに寝る習慣なのだが、珍しく11時過ぎまで起きていた。宿の人に明朝の玄関は開いているかを確認すると、逆に何時に外に出たいのか訊かれた。5時と答えると「じゃ5時前に開けておく」とのこと。これで朝ラン出発は5時に決定した。

 

まんいちに備えてスマホで起床のタイマーをセットしたが、翌朝目が覚めたのは4時過ぎだった。

天気は晴れ。すでに太陽は顔を出していて風もないが、気温は少し低め。絶好の朝ラン日和だ。たまに車が走行しているが、ほとんどが大型トラックである。昨夜のうちに目星をつけておいた蕨岱(わらびたい)駅、正確にいうと旧がつく廃駅を目指して走った。

 

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ちなみに駅は立ち入り禁止である。

 

黒松内は、ブナの北限の里と呼ばれる。ブナ林があり、ブナセンターもある。道道9号線から脇道に入ると「ブナの小道」という散歩道もある。森林浴ランだ。黒松内野球場の緑も鮮やかで眩しい。球場内を周回できるコースもあり、もう少し時間があればここを一周してから宿に戻りたかったが、そこまでの時間はなかったのが残念だ。

 

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子ども像も走ってる。

 

旅先でのランは、たいがい知らぬ道を走ることになるのでとても新鮮なのは言うまでもない。信号も少ないのでストレスがなくて気分がいい。

 

朝風呂(温泉ではない)、朝食のあとチェックアウトし、最後のひと仕事をすませると、バスの時間(2時35分)まで3人でやることがなくなった。そこで、早めの昼食をとり「黒松内温泉 ぶなの森」で時間をつぶすことにした。

 

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 帰りの特急ではお疲れさんのクラシック、となるのはトーゼンである。